若者支援の中で学んだ「自分を成長させる方法」

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みなさんこんにちは!テラド(@terashin1226)です。

本日は2019年12月14日、「ノンプロ研 Advent Calendar 2019」の14日目となります!

さて、今年のアドベントカレンダーは何を書こう…と悩んでいたのですが、ノンプロ研での1年間はBT(ビアトーク)大会でお話ししたので、仕事の中で学んだことをまとめて共有したいと思います。

ちなみに、BT大会のスライドはこんな感じ。

BT大会@大阪
2019年を振り返る BT大会@大阪 @terashin1226

今は若者の就労支援の仕事をしているのですが、2019年9月~11月にわたって「3ヶ月集中訓練プログラム」というプログラムを運営しました。3ヶ月の間、火~土と毎日通い、4泊5日の合宿にも行きます!ビジネス系、心理系などの講座、職場体験を経て、就職活動に繋げていきます。

3ヶ月の間に、若者たちが成長していく姿を見て、人が成長するための要素がわかってきた気がしています。未就労段階の若者だけではなく、すでにキャリアを積んでいる人にも参考になるのではと思っています。

今回は「就労支援の現場で学んだ人が成長するために必要な要素」についてお話ししたいと思います。

それではいってみますね。

必要なのは「他者に肯定される場」と具体的なスキル

自己肯定感を上げることが必要とよく聞きますよね。そして、自己肯定感を得るために、「なりたい自分」に近づきたい!という想いをエネルギーに変える方法を取っている人が多いと感じます。

就労支援の現場にやってくる若者は「正社員になりたい」とか「失敗したくない」という考えをもっています。

でも、実は若者たちに詳しく話を聞いていくと、これらの「なりたい自分」が、悪い思い込みからきていることがわかってきました。両親やインターネット上の意見など、周りから強い影響を受けています。

就労支援の中では、コミュニケーション、ビジネススキルなど体験を通じて必要なスキルを身につけていってもらいます。「失敗しても大丈夫」という心理的安全性を確保することで、身につけたスキルで「やってみたいこと」がでてきます

この「やってみたいこと」は、悪い思い込みから作られた自己像ではなく、現実的なスキルに即した実現可能性の高い考えに変わっています。

失敗したくないといっていた完璧主義のある若者は、職場体験を経て「直接人の役に立つ仕事がしたい」と考えが変わりました。今は士業に就こうと勉強をしているのですが、こんな言葉を話してくれました。

私は失敗をあまりしてきませんでした。でもそれは成功ばかりしてきたわけではなく、行動してこなかったからです。もっと行動をして、失敗をして学んでいきたいと思います。

この若者にとって、不必要だった「失敗」は、スキルを身につけるために必要不可欠なものになったんです。

安心できるコミュニティの中で、失敗を繰り返しながらスキルを身につけると、自然と「創りたいこと」がでてきます

支援者であればそういう心理的安全を確保し、チャレンジできる場を作ること、個人であればそういうコミュニティに身を置くことが自分を成長させてくれると思います。

インプットとアウトプットは同時並行で

「3ヶ月集中訓練プログラム」の中で意識していたのは、学んだことをすぐ実践することです。

訓練に参加した若者にアンケートを取ったところ、すぐに実践できたコミュニケーション系の講座や、心理系の講座は身についた、ためになったと答えてくれています。

僕自身のことを振り返ってみると、介護職を始めたとき資格がなかったので、初任者研修、実務者研修という資格を週末に学習しながら、働いていました。

実践の場があることで、知識が定着しやすくなるのと、実践の中で疑問点が湧いてくるので学習意欲が高まるという効果もあります。

これはノンプロ研で学んだことでもあります。

少しだけ無理をしてみる

仕事でも勉強でも、同じことをやり続けていても成長はありません。

「…これ、自分にできるのかなぁ」と少し不安を感じることにチャレンジすることで自分の幅を広げることができます。「少しの不安」は適度な緊張感を生み出し、パフォーマンスを向上してくれます。

3ヶ月集中訓練プログラムの中では、若者がチャレンジしやすいスモールステップをいかに作るか、ハードルを高くしすぎないことも意識していました。

個人で言うと勤めている会社などでプロジェクトが発足したらメンバーとして手を挙げてみるなど、きたチャンスに手を伸ばしていくことも大事になってきます。

まとめ

「3ヶ月の集中訓練プログラム」の中で、自分を成長させるためには

  • 自己像を追い求めるより、スキルを身につける
  • インプットとアウトプットを同時並行で
  • 少しだけ無理をしてみる

ことが必要な要素だと学びました。

ひきこもり、ニートなど世間から揶揄されている若者たちですが、周りの大人が心理的安全を確保し、適切なハードルを用意していくことで働きだすことができる方が多く存在しています。

3ヶ月の間に人ってこんなに成長できるんだと感じましたし、私自身が参考になることを若者たちからたくさん教えてもらいました。

成長したい!と思っている方に少しでも参考になれば幸いです。

最後に宣伝なのですが笑、私が就労支援をしているのは「地域若者サポートステーション」という国の事業です。こんな活動をしているんだと少しでも知っていただけると嬉しいです!!

サポステ[地域若者サポートステーション]

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!


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